2015年4月30日木曜日

フレーム


   本日は㈱モビテックのEV-01のフレーム製作の立会いとミーティングのため、
   浜北にある㈱エム・エス・ケーの宮口工場に行ってきました。




   仮溶接されたフレームを確認するモビテックのスタッフとエム・エス・ケーの藤田氏。
   ライダーの水谷氏とデザイナーの黒川氏もいます。




   CADでデジタルに展開してもどこかの段階でアナログになってしまうものですが、
   エム・エス・ケーでは冶具立てからパイプの接合部までレーザーカットで対応します。
   曲げ加工の入るフレ-ムのガセットなどでも高精度で出来上がります。




   ミーティング後は黒川デザイナーと弊社に戻り別件のカラーリングの検討です。

2015年4月29日水曜日

タンクシート・その4


   まだ細かい所が残っていますが何とか出来ました。
   後はサフェーサーを塗って仕上げればタンクシートのマスターが完成です。が、
   ベース車が返却できる状態になったので小休止。




   昨日お見せした前側の取り付け座面はこんなかんじ。
   実はホームセンターで売っているゴム足を埋め込んで形状を作っています。
   さすがに座面を手だけで削れるほど器用ではないですからね。


2015年4月28日火曜日

マスターモデル・その2


   日曜日の打ち合わせでフロントのバッテリーボックスにデットスペースを発見。
   ロアーカウルと干渉する角を斜めに落とします。
   この数センチの違いが後々の工程に影響してくるのです。




   ついでに反対側のデッドスペースには冷却用の溝を掘っておきます。
   納品されてからの追加工ですから結果的に費用も時間も余分に掛かります。
   検討がいかに大事なのかという事例です。




   タンクシートの方はフレームとの角度の合わせと、




   前側の取り付け座面の位置だし。




   ここまで作業すれば車体が無くても進めることが出来ます。
   完成すればタンクシートもマスターモデルと呼べる物になりますね。

2015年4月27日月曜日

タンクシート・その3


   昼間は通常業務をしていますから思うように捗りませんね。
   カタチは何とか目途がつきました。


2015年4月25日土曜日

タンクシート・その2


   シートはベース車とTT零のシートをニコイチにして、
   タンクはTT零のタンクを真ん中でカットして繋げます。
   ポリパテを削るのは体力勝負だから結構バテますね。


2015年4月24日金曜日

マスターモデル


   午前にEV-01のカウルやシートのマスターモデルが納品されました。
   材料費を抑えるために硬質ウレタンで製作されています。




   午後には韋駄天のバッテリーボックスのマスターモデルが納品されました。
   こちらはケミウッドという木型用の樹脂で製作されています。




   最近は少なくなりましたが木材で製作する方法もあります。

2015年4月22日水曜日

タンクシート


   韋駄天の設計がようやく終わりベースになる車両が弊社に運ばれてきました。
   車体が空いている今のうちにタンクシートを製作しなければなりません。
   発注してあるバッテリーボックスの木型が出来るまでに造形の目途をつけたいですね。
   カタチに関しては時間が無さすぎて成るようにしか成らないというのが本音。


2015年4月20日月曜日

共通化


   3月中旬から設計が開始されたチームMIRAIの2015 パイクスチャレンジのマシン。
   唯でさえ余裕が無いのに先週提出された案は予算も超えてしまうことが分かりました。
   別の案で進めるもデーターを見ながらのメールと電話では一向にらちが明きません。
   ということで昨日は愛知県一宮市まで行ってきました。




   ㈱MIRAIの岸本氏と設計のスタッフと一緒に電動ユニットの搭載方法を議論します。
   今回はバッテリーボックスをFRPで製作するので設計にはFRPの知識が必要です。
   スタッフと話をしていく中でボックスの型を5個から3個に減らせることに気づき、
   CADで検討してもらったところ見事に成立!休日返上で来た甲斐がありました。
   時間も資金も無い独立系チームだからこそ製作物の共通化を図るのは必須ですね。




    マシンの開発コードネームは韋駄天(IDATEN)だそうです。

2015年4月12日日曜日

JOINT 2015


  に行ってきました。
   既に駐車場からしてカスタムショーです!




   3000人を超える長蛇の入場列に対して入り口は一ヶ所かありませんでした。。
   11時から並んで会場に入れたのは12時半!武道館でもこんなには待たないよ。




   まずはマルマスモーターサイクルラウンジのブースに行って水谷氏に挨拶。
   AMA世界新記録を樹立したマシンの前に表彰状が誇らしげに飾られていました。
   来たついでにボンネビルレーサーの各部を観察していきます。




   FULL GAINのブースにも立ち寄ります。
   キャラクターデザイナーである古川氏の奥様がデザインしたゲインちゃん。
   モビテックのEV-01に入れるロゴステッカーをフライングゲインにして欲しいとのコト。
   帰り際にゲインちゃんの黒Tを頂きました。あざ~す!




   静岡県西部の会社も出展していました。
   浜松のBBF。社長が大の車好きでエランやヨタハチで旧車レースに参戦しています。
   たしかウイットラボの新村社長とペアを組んで出場していたはず。




   こちらは磐田のダイナオガレージファクトリー。
   本業は注文建築ですが副業で始めたオーダーガレージが大当たり!
   経営的には手離れの良さは魅力ですからね。バイク乗りの知人も使っています。




   本日知り合ったばかりの袋井のBlast Studio。例のごとく色んな人と繋がってました。
   サンドとウェットブラストにパウダーやガンコートをメインに展開しつつ、
   本業である金属加工の技術を活かしたスチール家具の販売もしているようです。




   仕事も兼ねているので、チェックは怠りません。




   仕事では無いですが、せっかくなので。




   客観的に見るとシーンとしてのカスタムバイクは弱ってきているのかなと。
   具体的には展示車両が昨年と同様か既出で新鮮味に欠けた事。
   それとバイクのエントリーが減っているのを車でカバーしていた印象を受けました。
   あと入場待ちは酷かったけれど会場内が混んでいる程ではなかった感じです。
   道具として盛上がってきている広義のバイクシーンに比べると、
   カスタムという行為をヤメられない一部の人達の嗜好品になっていくのでしょうね。


2015年4月9日木曜日

デザイン検討会・その4


   本日はモビテック・ボンネビルレーサーEV-01のデザイン検討会に行ってきました。
   メンバーは㈱モビテックのスタッフとマルマスの水谷氏、未来輪業の黒川氏、
   そして弊社からは自分、青島です。

   デザインと言っても形は既に決まっているのでカラーリングやロゴの方です。
   黒川デザイナーはスタイリングたげでなくグラフィックも守備範囲なので助かりますね。
   特にテクニカルスポンサーのロゴの寸法と位置は本当に悩みますから、
   塗装も担当する弊社としては黒川氏がCADで展開してくれるのは嬉しいかぎりです。

   ゼッケンは規則で電動クラスは緑地に白文字になっています。
   上手くデザインしないとイタリアントリコロールになるから難しい組み合わせです。
   自分的にはモビテックのスタッフに好評だった深緑のゼッケンよりも薄緑の方が好み。
   人間が古いのでどうしてもGP250のマルボロカラーを連想してしまいますね。




   ミーティングの帰りに別件で㈱エム・エス・ケーに寄ります。
   EV-01のフレームはステアリングヘッドとトップチューブが溶接されていました。
   レーザーカットで製作の治具にノウハウがあるので引きの画像はお見せできませんが、
   この溶接ビードを見ただけでもワクワクしてきますね。




   モビテック・EVバイクプロジェクト~Vol.11 外装(カウル類)開発について~
   https://www.mobitec.co.jp/blog/ev/vol-11-2015

2015年4月1日水曜日

4月


  になりました。

   新年度ということで気持ちを新たにしてスタッフ一同とも頑張らせて頂きます。
   
   業務の方はレース関係が一段落したので平常運転に戻りました。
   平準化に向けて受注した量産の仕事が本来の機能を果たしつつあります。
   プロジェクトの方はモビテック・ボンネビルチャレンジはマスターモデル待ち。
   チームMIRAIのパイクスチャレンジは本日発表されました!おまたせしました。

   さあ、いよいよ忙しくなってきましたね!