2015年11月30日月曜日

東京モーターショー 2015・番外編


   専務の独断と偏見のTMSレポート・番外編いきま~す。


   漫画『カウンタック』に登場したオリジナルスーパーカーHIERO。
   デザインはともかくとして実際に作ってしまうのが凄いですね。予算はどこから?




   漫画(アニメ)脳の自分は何となくゲッターロボを連想しちゃいます。




   ガンダムの大河原氏がデザインしたエクスマキナコンセプト。
   マクロスの河森氏もトヨタ車体でトランスフォームする車を提案していました。
   ぶっちゃけ最初から走るロボットじゃぁ、ダメ?






   バイク乗りが高齢化していくなか倒れないトライクの需要は増えていくのでしょうね。
   また、ドゥカティのX DIAVELのような足付き性が良くて高性能なバイクという、
   スーパースポーツやクルーザーとは違う新たなジャンルが成立していくと思います。



   
   まさにそんなコンセポプトを具現化したような電動バイクzecOO。
   888万円のプライスタグにもかかわらず数台のオーダーが入っているそうです。
   21世紀になって15年。金田のバイクを待ち望んでいる人は多いハズ!




   今回のTMSは8時間いたにもかかわらず各ブースを見学するだけで一苦労。
   コンパニオンさんを撮っている暇はありませんでした。




   というコトで、残念ながらコンパニオン編はありません。         おしまい。

2015年11月27日金曜日

東京モーターショー 2015・カワサキ編


   専務の独断と偏見のTMSレポート・カワサキ編いきま~す。


   2015年SBKチャンピオンマシンを正常進化させたニューウェポンNinja ZX-10R。
   相変わらずスムーズなタンク周りや風洞で形状を決めたようなシートカウルなど、
   ハデさはないけれど戦う道具としての造形に説得力があります。




   2年前のTMSにさりげなく展示されていたスーパーチャージャーエンジンが、
   その1年後にNinja H2・H2Rに採用されたのは正直いって驚きでした。
   今回のバランス型スーパーチャージドエンジンはエコも考慮しているそうです。



   
   デザインパネルだけの展示はコンセプトSC-01。
   カワサキはZX-Rのようなレースを意識したピュアなスーパースポーツ路線と、
   H2・H2Rのようにレースとは別次元のスーパーカー的なバイクを展開していくのかな。
   ただ、どちらのブランドもNinjaというのは紛らわしいですね。




   Z乗り達が喜びそうなZ125 PRO。
   奥さんや彼女に買ってあげて旦那や彼が弄くりたおす光景が目に浮かびます。




   Ninja 250SL・Z250SLはトラスフレームのシングルエンジンで好みなのですが、
   ピボット周りのフェイクな処理が残念。せめてカバーを金属にしてほしい。
   こういう所が気になっている人って結構多いと思うんだけどな~。




   最後は番外編。

2015年11月25日水曜日

東京モーターショー 2015・スズキ編


   専務の独断と偏見のTMSレポート・スズキ編いきま~す。




   GSXシリーズ全体の象徴として展示されていたコンセプトGSX。の繭??
   しばらく見ていたけど立ち止まって見ていた人は少なかったですね。
   ジグサーブランドを再構築していくとのスズキの意気込みには大賛成ですが、
   個人的にはスズキブランドにしか出来ない変態バイクを待望します。




   前回は電動ミニモトのエクストリガー、今回は油冷エンジンのFeel Free Go!。
   どちらも気軽に乗れるバイクとしての提案だけど市販化されるのでしょうか。
   スズキはコンセプトバイクだけで終わってしまうことが多いと思うのは気のせい。
   前出の話も含めて何が言いたいのかというと、早くG-STRIDERを出して下さい!
   例のターボエンジンを搭載してギミックを満載すれば今でも充分イケると思う!




   こちらは間違いなく発売されるであろうアルトワークス!
   ワークスにしては地味~でヤンチャ感がたりてないな~と自分は思ったのですが、
   数人に意見を訊いてみると、だから渋くてイイんだよ!との声が多数でした。
   十人十色ということで同じモノを見ても感じかたは人それぞれですからね。




   今年はレースの明るい話題が多かったスズキ。
   久しぶりに全日本モトクロスIA1クラスにおいてシリーズチャンピオンを獲得しました!
   さらにランキング2位も達成してのワン・ツーです。おめでとうございます。




   いちばん嬉しいのはMotoGPの復帰です!
   ポールポジションや上位入賞など復帰1年目にしては上出来ではないでしょうか。
   ホンダじゃないけれど、戦わなければ人も技術も進化しない。ですからね。
   来年は共通ECUとミシュランタイヤが導入されるので各社との差が縮まるかも。




   ツッ込むほどネタが多くないのが寂しい。 カワサキ編につづく。

2015年11月23日月曜日

東京モーターショー 2015・ヤマハ編


   専務の独断と偏見のTMSレポート・ヤマハ編いきま~す。


   前回に引き続き今回のTMSにも出展してきたヤマハの電動バイク。
   オンロードはPES2、オフロードはPED2と呼ばれるコンセプトモデルです。




   2年前のPES1と比べると、フロントのレフティやインホイールモーターなどの装備で
   よりいっそうコンセプト色が強まったような気がします。
   普通なら市販化に向けて現実的な仕様に寄せてくるものですが逆行していますね。




   韋駄天ZEROやEV-01に関わっている身としては余裕のスペースに驚きます!
   両車とも中身はパンパンですからね!EVらしさを表現したデザインとのことです。




   PED2の方は電動版セローといえるぐらいに現実的に作り込まれていました。
   係りの人に訊いてみるとこちらを手堅く仕上げた分PES2では遊んだようです。
   2台とも堅実だと夢がないですからね!と言っていました。なるほど!納得です。




   ということで、機さえ熟せばいつでもGOの準備は出来ているそうです!




   ついにヤマハもロボットを造ってきました。
   ロッシ超えを目標としている人型自律ライディングロボットのMOTOBOT ver.1。
   ホンダのASIMOのジャイロセンサー技術がMotoGPマシンに応用されたように、
   ヤマハもMOTOBOTの開発で得た技術を多方面に展開していくのでしょうね。
   ver.2は性能面だけでなくロボットとしてのカッコよさにも期待しています。




   2年前に出展されたi-Streamは、求めているのはコレじゃない感がありましたが、
   今回はスポーツカーでほっとしました。その名もヤマハ スポーツライドコンセプト。
   デザインはゴードン・マーレイデザインが担当しているけれど"デザイン"は社内かな。
   悪くはないけれど少し上品すぎるのと要素が多すぎるのが気になりました。
   クルマ屋じゃないバイク屋だからこそ創れる4輪車を魅せてほしかったですね。




   要素のひとつ、透けるドア。その他にもバイクのモチーフが所々に散見できます。
   楽器にちなんだ仕掛けとか仕上げはストーリーが大好きなヤマハらしい。




   750kgのライトウェイトとはいえ1000ccのエンジンでは商売的には難しいところ。
   価格も数百万円になるでしょうから射程内の他の車に負けない魅力が必要です。
   余程のヤマハファンでない限りスポーツライドに乗る必然を見つけられるかどうか。
   それを考えるとOX-99ってバブリーなスーパーカーだったな~!




   次回はスズキ編。

2015年11月20日金曜日

名古屋モーターショー 2015














   結局、RX-VISIONもLF-FCもNSXも展示されなかった名古屋モーターショー。
   見たいモノがあるのならコストと時間を掛けなければ次も見られるとは限りません。
   モーターショーもライブも人生も、一期一会だからね。

2015年11月18日水曜日

東京モーターショー 2015・ホンダ編


   専務の独断と偏見のTMSレポート・ホンダ編いきま~す。


   ホンダのブースで真先に気になったのがスーパーカブ コンセプトと電カブことEV-Cub。
   初代をモチーフにしたデザインは道具としてだけでなくオシャレな乗り物にもなる予感。
   市販化を前提にしているようなので期待しています。




   噂の次期CBR250RRといわれるライトウェイトスーパースポーツコンセプト。
   ネット映えするエッジの効いた面構成もリアルで見ると過剰で散らかりぎみだし、
   各社とも同じようなシルエットに似たようなディテールですから見分けがつきません。
   きっとトリコロールカラーを纏えばホンダのバイクになるのでしょうね。




   最初の発表から4年経っているのでさすがに見慣れた感があるホンダNSX。
   V6ツインターボ+3モーターでシステム出力573hpのHVスーパーカーにしては、
   フロントマスクが"量産型"すぎるかなー。お値段は1800万円だそうです。




   リバーストライクと呼ばれるHV3輪車のネオウィング。デストロン顔が怖いです。
   ノーヘルで走っているトライクの人達を見るのはもっと怖いです。
   ところでリバーストライクとトライクって運転免許の資格が違うのでしょうか??




   生理的にまったく受け付けなかったホンダプロジェクト2&4。
   このデザイナーさんは車で突っ込んだり横転したこと(経験者です。)が無いのかな。
   ちなみにTMSで2&4を知り6年越しに初公開されたIgarashiDesignのマシンはコチラ
   結局クラッシュしてしまえばどんな乗り物でも危ないんだけどね。




   公道走行可能なMotoGPマシンとして200台限定で世に送り出されたRC213V-S。
   それほど話題にならなかったのは2100万円の価格のせいだけではないはずです。
   リッターバイクにスーパーチャージャーの大馬力上等 お馬鹿上等なNinja H2・H2Rが
   バイク乗りに熱烈歓迎された結果を思えば、『ばくおん!!』の天野恩紗の名セリフ
   「バイクはバカにしか乗れん」は核心を突いていますね。
   要は優等生なGPレプリカよりもNR750のようなドリームバイクを見たかったなぁと。



   
   文句が多くてスイマセン。 ヤマハ編につづく。

2015年11月16日月曜日

東京モーターショー 2015・自動車編


   今日から東京モーターショー(以下TMS)のレポートを書いていきます。


   当日(2日)は雨。ゆりかもめだと濡れずに会場まで行けるので問題ありません。
   余談ですが新橋でゆりかもめの切符を買うための長い行列が出来ていました。
   自分は半年前からSuicaを導入していたので助かりましたね。




   TMSの見学をあえて月曜日にしたのにもかかわらず凄い人出です。
   土日はもっと凄まじい状況になっていたのでしょうか。




   先ずは大本命のマツダRX-VISIONを見に行きます!
   開場直後で空いているのを狙いましたが既に混雑しています。前に出るのも一苦労。
   おまけに前列に辿り着いた人が車に見惚れて移動しないのでさらに大渋滞。
   それだけ美しいスタイリングのコンセプトカーでした。

   そのプロポーションからマツダ顔のアストンマーチンという声もあったようだけど、
   違うところを捜すより似ているところを捜すほうが楽で分かりやすいからね。
   ただコンパクトなロータリーをこのサイズでやるのであればHVの仕掛けは欲しい。




   琴線に響いたのはこのディテール。
   リトラクタブル風のウインカーの処理がスーパーカー世代にはたまりません。
   逆に直撃世代ではない人にはこの演出はどう見えているのだろうか。




   セダンで響いたのはレクサスLF-FC。次期LSのコンセプトカーです。
   最初のスピンドルグリルはマイナーチェンジのタイミングで後付け感があったけれど、
   今はスピンドル前提でデザインされているので漸くレクサスらしさを確立した感じ。
   発売されたばかりのクロスオーバーのRXなんか素直に格好良いですよね。



   
   コンセプトカーらしく燃料電池の全輪駆動でフロントはインホイールモーターです。
   ディスプレイも凝っていてメッキされた筐体がモニターの解説にシンクロして・・




   瞬時に透けて赤や青に発光します!画像はインホイールに電気が送られた瞬間。
   GTMの起動シークエンスってこんなんだろうな~と思いながら感心していました。




   ディスプレイといえば各社とも説明用のボードは全てタッチパネルでした。
   記憶だと2年前のTMSには採用されていなかったはず。




   こちらも2年前にはいなかったイケメンコンパニオン?
   EXILEっぽいダンサーとか、




   韓流のようなモデルとか、、
   マシンはHV技術の戦いの場になっているル・マンに参戦したアウディR18 e-tron。
   たしかHV車で初めてル・マンで優勝したのが同社。記録は作ったもの勝ちです。




   数社が一番乗りの記録を目指しているのが自動運転。
   ”やっちゃえ”NISSANは完全自動運転EVのニッサンIDSコンセプトをワールドプレミア。
   デザインやギミックはカッコイイけれど、そもそも自動運転って必要ですか。
   5年後の実現が目標のようですが・・・やらなければいけない理由があるのでしょうね。




   こちらも完全自動運転のメルセデス・ベンツVision Tokyo。
   移動中は運転席が反転して会話したりドアのモニターでネットに繋いだりもできます。
   よって移動中に会議とかPCワークも可能な"夢"のような話です。
   が、このドイツ車に乗る人達が法定速度順守の自動運転を良しとするかは別の話。




   前回のTMSでは夢の乗り物だったBMW i8。未来は現実。価格は非現実。




   これなら庶民でも何とか現実的に手が届きそうなトヨタS-FR。
   ファニーなカタチは好みの分かれるところだけど自分はもっとシリアスなカンジが好き。
   いずれにせよトヨタがエントリースポーツを出してくれるのは大歓迎です。




   遊び心と真面目さのバランスが絶妙なケン・オクヤマKode9。
   前回も展示されていましたが今回のスパイダーボディとガルフカラーにやられました!




   このフェンダーの造形に惹かれるのです。




   次回はホンダ編。