今日から東京モーターショー(以下TMS)のレポートを書いていきます。
当日(2日)は雨。ゆりかもめだと濡れずに会場まで行けるので問題ありません。
余談ですが新橋でゆりかもめの切符を買うための長い行列が出来ていました。
自分は半年前からSuicaを導入していたので助かりましたね。
TMSの見学をあえて月曜日にしたのにもかかわらず凄い人出です。
土日はもっと凄まじい状況になっていたのでしょうか。
先ずは大本命のマツダRX-VISIONを見に行きます!
開場直後で空いているのを狙いましたが既に混雑しています。前に出るのも一苦労。
おまけに前列に辿り着いた人が車に見惚れて移動しないのでさらに大渋滞。
それだけ美しいスタイリングのコンセプトカーでした。
そのプロポーションからマツダ顔のアストンマーチンという声もあったようだけど、
違うところを捜すより似ているところを捜すほうが楽で分かりやすいからね。
ただコンパクトなロータリーをこのサイズでやるのであればHVの仕掛けは欲しい。
琴線に響いたのはこのディテール。
リトラクタブル風のウインカーの処理がスーパーカー世代にはたまりません。
逆に直撃世代ではない人にはこの演出はどう見えているのだろうか。
セダンで響いたのはレクサスLF-FC。次期LSのコンセプトカーです。
最初のスピンドルグリルはマイナーチェンジのタイミングで後付け感があったけれど、
今はスピンドル前提でデザインされているので漸くレクサスらしさを確立した感じ。
発売されたばかりのクロスオーバーのRXなんか素直に格好良いですよね。
コンセプトカーらしく燃料電池の全輪駆動でフロントはインホイールモーターです。
ディスプレイも凝っていてメッキされた筐体がモニターの解説にシンクロして・・
瞬時に透けて赤や青に発光します!画像はインホイールに電気が送られた瞬間。
GTMの起動シークエンスってこんなんだろうな~と思いながら感心していました。
ディスプレイといえば各社とも説明用のボードは全てタッチパネルでした。
記憶だと2年前のTMSには採用されていなかったはず。
こちらも2年前にはいなかったイケメンコンパニオン?
EXILEっぽいダンサーとか、
韓流のようなモデルとか、、
マシンはHV技術の戦いの場になっているル・マンに参戦したアウディR18 e-tron。
たしかHV車で初めてル・マンで優勝したのが同社。記録は作ったもの勝ちです。
数社が一番乗りの記録を目指しているのが自動運転。
”やっちゃえ”NISSANは完全自動運転EVのニッサンIDSコンセプトをワールドプレミア。
デザインやギミックはカッコイイけれど、そもそも自動運転って必要ですか。
5年後の実現が目標のようですが・・・やらなければいけない理由があるのでしょうね。
こちらも完全自動運転のメルセデス・ベンツVision Tokyo。
移動中は運転席が反転して会話したりドアのモニターでネットに繋いだりもできます。
よって移動中に会議とかPCワークも可能な"夢"のような話です。
が、このドイツ車に乗る人達が法定速度順守の自動運転を良しとするかは別の話。
前回のTMSでは夢の乗り物だったBMW i8。未来は現実。価格は非現実。
これなら庶民でも何とか現実的に手が届きそうなトヨタS-FR。
ファニーなカタチは好みの分かれるところだけど自分はもっとシリアスなカンジが好き。
いずれにせよトヨタがエントリースポーツを出してくれるのは大歓迎です。
遊び心と真面目さのバランスが絶妙なケン・オクヤマKode9。
前回も展示されていましたが今回のスパイダーボディとガルフカラーにやられました!
このフェンダーの造形に惹かれるのです。
次回はホンダ編。