マスターモデルの仕上げに入ります。
まずはジョグルの確認をして問題のありそうな所を手直しします。
画像下のジョグルは1.5mmの段差で設定されていますが、
相手部品はコーナーでプリプレグ材がラップしてくるので内側が厚くなります。
そのため最初からマスターのコーナー部を逃がしておくのです。
あとは全体の角Rのチェックと修正をして次に進みます。
ウレタンは浸透しやすいので目止めに樹脂を塗ります。
ケミウッドだとこの工数自体が必要ありません。
硬化後にザラついた面をサンドペパーで足付けして次の工程へ。
サフェーサーを吹きました。
樹脂もサフェーサーも透明色なので作業した雰囲気が伝わりませんね。
続きはGW休み明けに再開します。
EV-01はコストを抑えるためマスターは材料費の安い硬質ウレタンで製作しました。
そのためケミウッドで作られたマスターに比べると仕上げの手間が掛かります。
またサフェサーが厚塗りになってしまうため形状の精度も落ちますね。
優劣ではなく目的に合った方法を選べば良いと思います。