シ-トカウルは別の目的以外にも改良のため作り直す必要がありました。
まずはシート座面を10ミリ上げてほしいとの要望がライダー側から出ていて、
他にもコントロ-ラーのラバーマウント化やテールランプの変更などがあり、
その中でも改良の一番の目的はシートカウルの剛性不足を解消する事でした。
TT零12のシートカウルは配線や結線のサービスをやりやすくするために
下半分がカバーになっていてかなりの面積が外れるようになっています。
しかし、そのために形状や断面の影響で少し剛性不足になってしまいました。
(シートカウルの剛性不足は製品以外の他にも原因がありますが。)
実際のチームの作業を見ると配線はシートカウルから外して結線していたので、
TT零13用にシートカウルを作り直す時はサービスの事はそんなに考慮せずに、
シートカウル全体を一体で成形して剛性を上げる方向で製作しました。
もちろんシートカウルの底面は取り外し可能になっています。
また、デザイン面ではアッパーカウルのカナードに反復させてリアカウルの羽を
大きくしています。(カメラカバーと冷却ダクトのデザインも対になっている。)
形状やディテールの反復はデザインにおける重要な要素の一つです。
まずはシート座面を10ミリ上げてほしいとの要望がライダー側から出ていて、
他にもコントロ-ラーのラバーマウント化やテールランプの変更などがあり、
その中でも改良の一番の目的はシートカウルの剛性不足を解消する事でした。
TT零12のシートカウルは配線や結線のサービスをやりやすくするために
下半分がカバーになっていてかなりの面積が外れるようになっています。
しかし、そのために形状や断面の影響で少し剛性不足になってしまいました。
(シートカウルの剛性不足は製品以外の他にも原因がありますが。)
実際のチームの作業を見ると配線はシートカウルから外して結線していたので、
TT零13用にシートカウルを作り直す時はサービスの事はそんなに考慮せずに、
シートカウル全体を一体で成形して剛性を上げる方向で製作しました。
もちろんシートカウルの底面は取り外し可能になっています。
また、デザイン面ではアッパーカウルのカナードに反復させてリアカウルの羽を
大きくしています。(カメラカバーと冷却ダクトのデザインも対になっている。)
形状やディテールの反復はデザインにおける重要な要素の一つです。