次に問題とされたのは左モーターの負担が大きいという事です。
皆さんもご存知のとおりバイクの左側(右もある。)には駆動チェーンが通っています。
この駆動側には強大な力が掛かっていてバイクが左基準である理由の一つです。
TT零11・12ともドライブ側の仕組みは単純で、左右のモーターを連結するシャフトの
左側にスプロケットが付いているだけなので構造的に左モーターが負担を受けます。
TT零12を製作する時も懸念はあったのですが予算の関係で去年は見送りました。
TT零12を製作する時も懸念はあったのですが予算の関係で去年は見送りました。
しかしレース後のテストで左モーターの方が発熱が多いことが分りました。
負担→発熱→トラブル→リタイヤ、になるので今年は対策をしなければなりません。
という訳でドライブシャフトのホルダーをモーターボックスの左側に追加しました。
設計と組み付けは弊社、製作は協力会社の㈱エム・エス・ケーにお願いしました。