年末年始かけて㈱MIRAIの岸本代表と来年のマシンの打合せをしました。
そして予算や時間を考慮しTT零13はTT零12のバージョンアップでいく事に決定。
進化改良点を検討する中、最も重要な課題はモーターの冷却性能向上でした。
TT零11はモーターの出力が低く側面に走行風を当てるだけで完走できましたが、
TT零12は高出力のモーターなので中心に風を送り側面から排出する方式に変更。
しかしモーターのパワーに冷却性能が追いつかずリタイヤという結果になりました。
それならばTT零13はどうするか?
結論は、モーターを冷却ダクトで全て囲い走行風を前から押し込んで後ろから出す!
という単純かつ明瞭な形状で冷却性能を向上させる作戦です。
今度はうまく機能してくれれば良いのですが・・・
冷却ダクトのマスターモデルは㈱新日本創研、
粉末造形の白い部品は㈱エム・エス・ケーが製作しました。
設計とCFRP部品は弊社が担当しています。