「キュイーン」とモーターの駆動音を響かせてストレートを全開で走る様子は、
1分1のラジコンバイクを見ているような、とても不思議な感覚でした。
ピットに戻ってきました。
パソコンにつないでデーターをチェックしているところです。
モーターの温度も測っていましたが冷却ダクトの効果があったようです。
ダクトは途中で二つに分岐してモーターのベアリングも冷却しています。
午前のテスト自体は走行とピットインを繰り返し1時間程で終了しました。
午後は天候悪化のため走行できず、これが最後の国内テストとなりました。
今週中にもマシンは梱包されイギリスのマン島に送りだされるようです。
カウル先端のインテークのような穴にはGoProカメラが収められています。
マン島の走行動画を撮影するためです。(許可が必要です。)
デザイナーさんが先週のデモランの時に、フロントゼッケン塗り分け部分の
デザイン変更の指示を出されていて、かっこ良く修正されていました。(GJ!)
"レースをしている人達"は、どうしてもレースの事に集中してしまうので、
このようなビジュアル面をディレクションする人の存在は、とても重要です。
最後にTT零12をデザインした、デザイナーの黒川氏にお礼を一言。
実はEVバイクの計画に参加したのも黒川氏との偶然の出会いからでした。
(その話は長くなりますので、いずれ機会があれば書きたいと思います。)
EVバイク製作の件は、本当にありがとうございました。また一緒に仕事をしましょう!